プリウスは中国では何と呼ぶか?

http://www.ftms.com.cn/vehicles/prius/summary.php
ここを見て調べました。

「一汽丰田汽车」(一汽豊田汽車)というトヨタとの合併会社のサイトみたいです。

トヨタのプリウスの中国語表記は「普锐斯」(pǔ ruì sī)。カタカナで無理やり言うと「プールイスー」って感じ、だと思う。
意味は音訳だけど、「普」は普遍的な、「锐」は鋭い、「斯」は外来語の音訳に使われる語、という意味で少し意訳もかねてる感じ。

プリウス関連語としては
エンジン→发动机(発動机)
モーター→电动机(電動机)
ハイブリッド→油电混合动力(油電混合動力)

日本だとプリウスの名前をよく見るけども、中国のサイトを見ていてプリウスの宣伝とか名前を見ることはほとんどない。自分で情報を探さないとみつからない。実際に中国でプリウスはどのくらい売れてるんだろう。

比亜迪汽車のF3DMという世界初の量産型プラグインハイブリッドカー

前回の比亜迪(BYD)の話の続き(参照記事:比亜迪(BYD)という会社について調べる

この比亜迪汽車という会社が世界で初めて量産型の家庭用コンセントで充電できるプラグインハイブリッドカーを発売したとのことですが、調べるといまいち日本語の情報がないんですよね。ちょっと自分で中国のサイトを見て調べてみました。幼稚園児以下の中国語力なので間違っているところもあると思います。

その世界初のプラグインハイブリッドカーの名前は、中国のサイトを見て調べると
「比亚迪F3DM双模电动车」
という名前でした(中国語表記)。

日本語表記だと
「比亜迪F3DM双模電動車」
になると思います。
日本だとプラグインハイブリッドカーという紹介のされかただけど、車名は「電動車」、普通に「~電気自動車」という名前なんですね。これだけでもずいぶん印象が違う気がします。

http://dm.bydauto.com.cn/
比亜迪F3DM双模電動車の公式サイトはここのようです

このサイトに詳しい説明が書いてありました。
車名についている「DM」はDual Modeの略、
「双模」というのは中国語では「二つのモード」つまりDual Modeと同じ意味。

で、この二つのモードというのは何かというと、サイトの説明によると「純粋な電気自動車モード(EV)」と「混合動力モード(ハイブリッドHEV)」の二つ。つまり比亜迪(BYD)のF3DMという車はEV+HEVの車ということらしいです。完全に電気だけで動くモードと、電気+ガソリンのハイブリッドで動くモード。

日本だとトヨタのプリウスのハイブリッドが有名だから、Dual Modeというと電気+ガソリンの組み合わせモードつまり、ハイブリッドのことかと思ったけど違いました。そもそも最初にプラグインハイブリッドカーとして紹介されたのをニュースで見たから、中国語の車名にもハイブリッドの名前がついてると勘違いしてたんだと、自分で調べてやっと気づいた。

比亜迪(BYD)という会社について調べる

最近電気自動車関連の話で時々目にするようになった比亜迪(BYD)という中国の自動車会社について調べてみた。電気自動車やプラグインハイブリッドなどに強い会社らしい。バフェットさんが投資したことでも有名。世界で始めて量産型のプラグインハイブリッドカーを発売したメーカー。

比亜迪(BYD)の正式な中国語表記は
「比亚迪股份有限公司」
日本語表記は
「比亜迪股分有限公司」
中国語とは微妙に違う。

「股份有限公司」とは株式会社のことだから普通は略して「比亚迪」と呼ばれている。

この会社の子会社に「比亜迪汽車」という自動車を作っている会社がある。単に比亜迪(BYD)という場合は比亜迪にも比亜迪汽車の方にも使えるからわかりにくいです。

この比亜迪股分有限公司は香港に上場している民営企業。創業は1995年。主に充電池とデジカメ、携帯の部品などを生産。充電池の生産は世界3位らしい。充電池に強くて、自動車を作る会社も持っていたから、電気自動車やハイブリッドカーへの相性が良いことは容易に想像できます。

この会社の中国語表記は「比亚迪汽车」。これは日本の漢字と似ていますが微妙に違うので日本語のニュースで紹介されるときは
「比亜迪汽車」と紹介されています。「汽車」とは自動車のことです。略して”比亜迪”と紹介されることも多いようです。

中国語の発音を表すピンイン表記は

比亚迪
bǐ yà dí

比亚迪の意味はわかりませんでした。単語としては比は比べる、亚はアジア、迪は導く、とかいう意味があります。

ピンインは英語の読みとはいろいろ違うところがありますが(四声もあるし)、だいたいは似ています。
無理やりカタカナで表すと、”比亚迪”は”ビヤディ”って感じでしょうか。
親会社の英語表記はBYD Company Limited(ビーワイディー)
このBYDは比亜迪のピンインの頭文字を取ったものですね。

比亜迪股分有限公司の公式サイト

比亜迪汽車の公式サイト

比亜迪汽車の会社説明
親会社の比亜迪(BYD)の創業から、比亜迪汽車のことまで会社の歴史が載っている。興味がある人は自動翻訳サービスを使えばある程度は読めると思います。

美国著名投资者“股神”巴菲特的投资旗舰伯克希尔-哈撒韦

バフェットさんが投資したことも書いてありました。
「美国」はアメリカ、「股神」は「株の神様」のことですね。バフェットは「巴菲特(bā fēi tè)」で音訳になっています。バークシャー・ハサウェイは「伯克希尔-哈撒韦(bó kè xī ěr hā sā wéi )」これも音訳みたいです。

2009年9月15日のブルームバーグニュースを見ると
リーマンが破綻した後のアジア株(MSCIアジア太平洋指数の構成銘柄)の中で過去1年で最高のパフォーマンスを示し1年で約7倍に上昇したとのこと。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイよる18億香港ドル(約210億円)の出資が影響したらしい。

またこれは最近のニュースですが
比亜迪(BYD、広東省)の創業者である王伝福総裁が中国大陸出身者の中で長者番付トップで資産額は350億元(4900億円)だったとのこと。

取り合えず調べてことを忘れないようにメモ代わりに書いておきます。

中国の自動車関連サイトのニュース

中国の自動車関連サイトのニュースをざっと見たんですが、取り上げられるニュースは日本と同じ物が結構多いですね。今日はBMWの一風変わった魚のうろこが逆立ったようなデザインの車が取り上げられていました。あれは久しぶりに良いデザインだなぁと思いましたが、以前どこかで見たような気がしなくもないデザインでもあります。

このブログは始めたは良いけど、ネタがないことに気づいた。取りあえずは各国の自動車会社や車の中国語での表記を調べてまとめてみよう。

中国のMAZDA6

http://product.auto.163.com/
ときどきチェックしているネットイーズの自動車カテゴリ。
大手ポータルサイトの中のサイトなのでたぶん日本のヤフー自動車カテゴリみたいなサイトだと思います。
これを見たらMAZDA6の広告が出ていました。日本だと今は新型アクセラの宣伝が多いですが、中国ではまだ新型アクセラは出ていないらしく、MAZDA6の広告が多いです。

http://www.faw-mazda6.com/market/090618/index.html
広告先に飛ぶとこのサイト。中国のMAZDA6のCMも見れますが、日本とは結構違いますね。
ちなみにこれらのサイトは「 一汽马自达汽车销售有限公司 」、日本語だと(一汽マツダ汽車販売有限公司)という会社がやっているようです。

http://www.mazda.co.jp/corporate/profile/group/foreign_related.html
マツダの主な海外子会社・関連会社一覧

調べたらマツダの関連会社でした。中国には他にもマツダを扱っている会社があってどういう仕組みになっているのかはまだ調べていません。

http://www.mazda6.com.cn/sport/
こっちはMAZDA6の専用サイト。中国でもスンスンスーンと言ってます・・・。

http://www.faw-mazda6.com/#/home/
これが一番宣伝しているMAZDA6の種類。
360度ビューのところで、いくらマウスを動かしても見れない角度があるのが中国らしい。

MAZDA6は日本だとアテンザという名前がついていますが、中国のサイトを見ているとMAZDA6の後に漢字2文字の名前がついた種類がいくつかあるようです。グレード名は別についてるから、日本のアテンザみたいに中国特有の名前があるのかもしれません。

http://www.faw-mazda.com/book/index.aspx
中国のマツダの車種ラインナップ
RX-8も売られていますが、他の車種と比べてやけに高いような・・・、単純計算はできないからあれですけど、どのみち中国の人からみたら、相当な高級車ですね。

台湾マツダの日本語CM

http://www.youtube.com/watch?v=SdXqzz0Ppes
今回は中国じゃなく台湾の話。
ユーチューブを見ていたら偶然みつけた台湾のマツダのCM映像。
日本語の歌に日本語の文字。一瞬日本国内のCMかと思いました。
台湾なので中国語は簡体字ではなく繁体字ですね。
台湾マツダのCMで車種はMAZDA3と紹介されています。映像を見ると車種は日本名のアテンザのようです。MAZDA3といえば日本名アクセラのはずですが、台湾ではMAZDA3がアテンザなんでしょうか。このへんわからないです。
(*追記:コメント欄にて、これはアテンザでなく、アクセラだと教えてもらいました。)

台湾は日本語を話す人が多いし、日本文化が広まっているのは知っていましたが、CMで日本語が使われるほどとは思いませんでした。日本語が使われてるのにも驚きましたが、CMの内容がアグレッシブなのも意外でした。遊び心があって個人的には好きです、こういうCM。

愛用している電子辞書WORDTANK V923の紹介

ネットで中国の自動車関連のサイトを見るときはネットの辞書を使うことが多いですが、詳しいことはネットの辞書では不十分なので中国語専用モデルの電子辞書も併用しています。

WORDTANK V923は中国語の勉強を始めるときに買ってずっと使っている電子辞書です。
ジャンプ検索で自由自在に検索できるのと、ネイティブ音声がほぼすべての単語で聞けるのが気に入っています。英語の辞書も充実していて、英語の方でもネイティブ音声が効ける点もお気に入り。ただキーボードタッチが硬い点はマイナス。
CANON WORDTANK V923の詳しいレビューは(WORDTANK V923を購入の記事参照)

中国の車関連の動画サイト

中国の車関連の動画サイトを探していたんですが
日本からだと動画の視聴を規制しているサイトが多く取り合えず以下のyouku.com内の自動車コーナーだけ見つけました。
動画の再生には時間がかかりますがちゃんと動画はみれます。
youku.com 汽车
http://auto.youku.com/

まだちょっとしか見てないですけど、ランエボ(ランサーエボルーション)の動画が結構多い気がする。中国に限らず、アジアでランエボは人気というイメージがあるけどどうしてなんだろう。香港映画とか、ハリウッド映画の中のアジア関連の映画でもランエボをよく見かける気がする。
アジアだけじゃなくて海外でも人気なんだろうか。

自動車の変速方式の中国語表記

また中国の自動車関連サイトを見て調べました。自動車のサイトに限らないんですけど、中国のサイトはサイト内に隙間なく目一杯情報を詰め込んでいるところが多いから目が疲れます・・・。

車のギヤの変速方式(トランスミッション)について

ギヤの方式のことは”变速箱形式” biàn sù xiāng xíng shì

マニュアルトランスミッションは”手动”shǒu dòng
オートマ(オートマチックミッション)は”自动” zì dòng

この変はだいたい文字を見たら想像がつきますね、でも大切なのはその発音なんですよね。

中国での運転免許証について

いつか中国に行ったら車を運転したいなぁと思っているんですが
日本から旅行に行った人で中国で車を運転したという人の話を今まで一度も聞いたことがありません。
調べてみると中国は、ジュネーヴ条約締約国ではないので国際免許証が使えず他の国に比べて手続きが面倒臭いようです。
(このジュネーヴ条約によって国際免許証が交付される)
だから気軽にレンタカーを運転する、ことはできないようです。
香港とマカオは以前の宗主国のイギリスとポルトガルがジュネーブ条約に入っていたので、そのまま大丈夫なようです(ウィキペディアの情報ですが)。

ネットを見てると中国の交通事情は酷いから自分で運転するより、タクシーとか他の交通機関を使うほうがいいという意見が多い。
実際中国人の知り合いに「あんなに好き勝手にみんな運転してるけど事故とか多くないの?」と聞いたら
「事故は多いですよ、危ないです」との答え。普通に現地の人も危ないと思いながら生活してるみたい。

警視庁:日本人が外国で車を運転するには
上記の警視庁のサイトによると、海外で車を運転するには

  • 国際免許証を取得する
  • 現地の免許証に切り替える
  • 現地で免許証を取得する

この3つの方法があるらしい。中国では国際免許証は使えないから。現地の免許証に切り替えるか、現地で免許を取るかのどちらかになる。
この2つの方法はネットで調べてたけどちゃんとした情報がないのでまだよくわからない。