ブルームバーグに中国の公用車に関するニュースが出ていた。
中国:公用車の調達先を国内メーカーに限定へ-外資締め出し開始か
(元の英語の記事)Audi-Led Global Carmakers May Miss Out on China’s $13 Billion State Fleet
日本語の記事はかなり省略されてる。
今年中国で公用車として購入される車のリスト(正式決定ではなく案みたい)が出されたが、それによると412車種がすべて、中国の国産モデルというもの。金額は推定130億ドル(約1兆450億円)規模。このニュースで中国国産メーカーの株価が上がっている。
今、公用車の8割が中国以外のメーカーの車で、アウディがその3分の1。たしかに、上海とか歩いていると、道を走っている高級車で一番多いのは、アウディ。国有企業の銀行とかでも、駐車場に停まっているのはアウディが圧倒的に多い。
中国全体では、売れている車の7割が海外メーカーの車。
2011年の売上データを見ると、例えば、BYDは売上上位車種から消えていたり(BYDのF3は2010年は一番売れていた)、国産メーカーが苦戦しているのがわかる。
例えば、乗用車のデータを見ると、
2010年度の中国国内メーカーの乗用車は、627.30万台売れて、市場占有率45.60%
2011年度は、611.22万台売れて、市場占有率42.23%に落ちている。